おおな愛児保育園の基本的な保育の考えは、人としての大切な心を育てることを主に保育を計画していきます。
ここでの「心」とは、人としての優しさや強さ、知恵などを表しています。その心が豊かに育まれた子は、将来にわたり幸せに暮らせていけることを信じ、その子の将来の幸せを願った保育を行っていければと願っています。
そのための保育の専門性を、保護者のみなさまと一緒に勉強していければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
乳児期の子どもは、世話をしてもらいながら色々なことを学びながら自分でできることが増えていきます。一人ひとりの子どもに担当の大人が、生活行為(食事、着脱、排せつなど)を援助します。お休みの場合や時差勤務で担当がいない場合は、副担当の保育者が替わってお世話をします。
子どもたちに、一人ひとりに必要な援助を見極めながら、その子の発達をあたたかく待ちます。子どもにとって、自分が安心できる場所にするには、母親に似た存在が不可欠です。育児担当制は、子どもの立場にたったものです。
家庭から初めて集団生活に一歩踏み出した子どもたちは、保育士等というお母さんやお父さんと同じように自分に愛情を注いでくれる「人」に出会います。そのかかわりの中で、信頼関係と愛着を感じられるからこそ多くの人や社会へと繋がっていきます。保育者との信頼・愛着関係をもとに乳児から幼児へ、自分の世界を同年齢や異年齢・大人との関わりの中で生活していきます。異年齢のお部屋では、家庭的で、穏やかな空気が流れています
家庭から初めて集団生活に一歩踏み出した子どもたちは、保育士等というお母さんやお父さんと同じように自分に愛情を注いでくれる「人」に出会います。そのかかわりの中で、信頼関係と愛着を感じられるからこそ多くの人や社会へと繋がっていきます。保育者との信頼・愛着関係をもとに乳児から幼児へ、自分の世界を同年齢や異年齢・大人との関わりの中で生活していきます。異年齢のお部屋では、家庭的で、穏やかな空気が流れています。
安心して過ごせ、年齢にあった環境の中で、子どもたちは、自分で選び自由に遊びます。
情緒が安定していると、子どもの興味・関心は周囲に向かい、子どもが自らあそびを見つけます。
遊びを通して心も体も成長していきます。子どもにとって遊びとは喜びそのものです。
体の欲求のまま、見る、触る、なめる、這う、歩くなどたくさんの探索をしていきます。
身体の動きが自由になり、さまざまな刺激を受け自分の世界がどんどん広がっていきます。
何事にも自分で参加しようとする意欲は強くなっきます。探索活動が盛んになり、物と物、物と自分の体の関係をたくさん試します。行為を繰り返す中で、さまざまな発見をし、可能性を広げていきます。
言葉や記憶力も発達し、遊びの中で自分を発揮していきます。
周りの世界が広がり、周りの人の真似をすることが増えてきます。そして、好きなお友だちと協働して遊ぶことが増えてきます。自分の経験を取りいれて遊ぶこともします。
自分のしたいイメージを遊びの中で実現して時の喜びが、成長を助けます。
集団生活の中で、あそびやゆったりとした育児を保証するのが「流れる日課」です。
一斉に行為を行うのではなく、子どものペースの合わせて少しずつ時間をずらすことで、子どもに丁寧に関わることができます。また、毎日の生活の中で、子どもが見通しをもって行動することができ、安心へとつながります。
子どもにとって、生活以外はすべてがあそびです。寝る、食べる、おむつ交換などの時間以外は、自分のまわりの環境に働きかけてあそんでいます。あそびを通して、五感を使いながら、発達を促し、成長し続けます。子どもにとって、ここでいうあそびは喜びそのものです。 私たちの保育では、子どもにとって心地よい環境や発達にあった適切な道具を準備します。
わらべうたでの穏やかな声と言葉とリズムの中で、からだの触れ合いのあたたかさや深さが、人と人とのきずなや交りの根源となります。
身の回りのことは、ほとんど自立してできるようになり、まわりの人たちとのコミュニケーションや振る舞い方も巧みになってきます。
3~5才の異年齢クラスの中で、保育者や仲間たちと一緒に体験や経験を増やして発達を有利にします。大きい子どもたちは、保育者の手伝いやクラスのためのお仕事も引き受け、喜んで小さい子のお世話をします。その姿に小さい子どもたちは、憧れを持ち主体的に行動します。
課題遊びの時間帯は、自由参加です。中に入って参加する子、違うあそびをしながら耳で参加している子、遠くから見ている子など参加の仕方は自由です。しかし、年長児さんには、自分の意思で参加してほしいという願いがあります。参加できない場合は、その子が参加できるように、参加したくなるような環境を設定し、子どもたちに声をかけていきます。
一人ひとりの発達段階に合わせて就学までに体験してほしいことを無理強いすることなく参加できるように考えています。
身近にある自然や社会(人間が生み出している)など身近なことから認識できるようになり、日常的な体験を知識にしていきます。子どもが自分を取り巻く環境を知ることは、生きていくことでとても大切なことです。
わらべうた遊びを通して、お友達と関わりながら、社会性・認識力・身体運動機能の発達が助
けられます。また、わらべうたを取り入れ、音の大小、高低、速遅、内的聴感、音色の識別、
リズム感、丁寧なうたい方を習得します。
素話、絵本、人形を使ってのお話しなどを取り入れていきます。
お話しの筋に沿って聞いていくことで理解力、想像力がつき、お話に
身を入れて聞くにつれ感情の同化や共感を経験します。お話の筋を追う
ことで思考力や理論性が養われていきます。
また、能動的に聞くことで集中力も養われていきます。
子どもの身近にある自然、社会的環境について、日常的な体験を知識にしていくことです。収穫したじゃがいもの数、大きさ比べや重さ比べ。また、背比べなどの身近なあそびは子どもの数学的思考を助けます。
クレヨンや鉛筆だけでなく、絵具を使い自分なりの表現を楽しみます。
しっかりと体を動かすことで、運動能力だけでなく認知能力や性格的な面にも働きかけてくれます。歩き・走り・体操運動・運動あそびの組み合わせで、いろんな道具を使いながら、毎日20分くらい、体全体をしっかり動かします。こうすることで、就学後に必要な発達にも働きかけます。体を動かすことは自分を認識する一番の基本です。
近くの広場で思いっきり体を動かしに行ったり、美しい自然の中で、季節を感じ、生命の営みとも出会えます。また、園バスに乗ってたくさんの場所へお出かけもします。園外保育を通して子どもたちの五感の発達を促し、知的好奇心やコミュニケーション能力を育むことや地域とのかかわりを深めます。
(行うにあたっては、事前の下見や安全管理の徹底、保護者や職員間での情報共有が重要です。)